より多くの方にエンバーミングの良さを知ってもらいたい。
- 2016/10/1
- 医療・福祉, 映像コンテンツ
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遺体衛生保全士
柴山斐子さん
※ エンバーミング(遺体衛生保全)とは…
ご遺体の消毒殺菌、防腐、修復・化粧を行う技術です。ご遺体からの感染症を防ぐほか、衛生的に安全な状態で心ゆくまでゆっくりとお別れすることができます。必要に応じて、損傷等の修復処置を施し、安らかなお顔に整えます。
プロフィールを教えてください
大阪府立の高校を卒業後、大阪市職員として9年間勤務。エンバーマー(遺体衛生保全士)という仕事を知り、専門学校に入学するため退職。
2012年 IFSA認定エンバーマー資格取得
これまでに二千人以上のご遺体にエンバーミングを行う。
どうしてその仕事を選んだのですか?
前職をこのまま続けるか悩んでいた時、たまたま本屋で手に取った「エンバーマー」という本を読み、「これだ!」と強いインスピレーションを受けました。難しそうだけど技術職に挑戦してみたい、ひとがやりたがらないけれど必要とされる仕事で社会の役に立ちたい、無心に誰かの為に力を尽くしたい、という自分の気持ちにまさしく合致した仕事だと思いました。
失敗談はありますか?
大切なお体をお預かりする仕事なので、常に慎重を期しています。そのため失敗談というのはないのですが、最初の頃は失敗してはいけないというプレッシャーで、毎日胃痛腹痛を起こしていました。
その仕事をしてい良かったと思う時はどんなですか?
お客様(ご遺族様)に、エンバーミングを依頼して良かった、と言って頂けることが、何よりも心強い励みになります。
今、シゴトがゼロになったらどうしますか?
(シゴトがゼロ=需要がなくなったら、または失職したら、という意味で回答します。)
その時は、次のステージに行くように、というサインだと受け取ります。自分の心や周りの環境をよく見極めて、行くべき方向を見出したいと思います。
今、伝えたい事・目指している事について教えてください。
日本国内では、エンバーミングの認知度、施術件数はまだまだ発展途上です。より多くの方にエンバーミングの良さを知って頂き、必要とされる方に国内のどこでも提供できる環境が整うことを願っています。
柴山 斐子さんfacebook https://www.facebook.com/ayako.shibayama.9
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